こんにちは、ぐでまるです。
子育てをしながら、10年以内に夫婦でサイドFIREを目指し節約、投資に励んでいます。
最近「FIRE」ってよく聞くようになったけど何のことなの?しかもサイドFIREって?種類もいっぱいあるの?
確かに最近になって「FIRE」という言葉をよく聞くようになったね!それじゃあ順番に説明していくよ!
日本人にとって「FIRE」という言葉はあまり馴染みがなく、初めて耳にする人は多いかと思います。
そこで今回は、FIREとは何か。そして、いくつかあるFIREの種類について解説していきます。
- FIREとは何か
- FIREを達成するために必要なこと
- FIREの種類
この記事を読めば、FIREについて詳しく知ることができ、今後のライフプランを考える上で一つの選択肢に入れることができるようになりますよ。
働きすぎの日本人にとって、魅力的なライフプランの一つになるよ!
FIREとは?
FIREとは、Financial Independence(経済的自立)と、Retire Early(早期リタイア)の頭字語です。
雇われ仕事をすることなく、不労所得のみで毎年の生活費を賄えるよう貯蓄と節約で資産形成に励み、できるだけ早くリタイアしようとするものです。
これはアメリカ発祥の考え方です。
要するに、経済的に自立して早期退職しちゃいましょう。という考え方ですね。
FIREをすることでお金に悩むことがなくなるため、お金のために働く必要がなくなるわけです。
FIREは一般的な早期退職よりも早く、30~40代での早期退職であるのが特徴です。早い人では、20代のうちにFIREできてしまう猛者も存在します。
なるほど…FIREすればお金に困ることもなくなるし、働かないから自由な時間が増える!上司に怒られることもないから反対にストレスは減る!よし、今すぐFIREだ!
FIREするにはやることがたくさんあるよ!焦らずここで学んでから検討しようね!
FIREを達成するために必要なこと
それでは、FIREをするために必要な要素を順番に書いていきます。いたってシンプルな内容で、
- 生活費の25年分を貯蓄する
- 貯蓄した金融資産を投資する
- 資産の4%を取り崩し年間の生活費とする
となります。そして、資産所得>生活費の状況を作ることができればめでたくFIRE達成となるわけです。
方法はシンプルなのですが、そもそも生活費の25年分を貯蓄するという点がかなり難しいです。月20万円で生活している人を例にすると、
20万円×12ヵ月×25(年)=6000万円
となります。月20万円と、それほど贅沢な暮らしをしていない人でも6000万円を貯蓄する必要があるわけですね。
仮に15年後にFIREをしようとすると、月に30万円以上も貯蓄しなくてはならないので、多くの人にとっては現実的ではないでしょう。
投資をして効率よく資産を増やそう
では、どのようにして25年分の生活費を生み出していくのか見ていきます。
結論から言うと株式などに投資し、福利で効率的に金融資産を増やしていくのが現状の最適解といえます。
投資で金融資産を増やし、目標額に達したらFIRE達成です。そこからは4%ルールに従って金融資産を取り崩して生活していくのみとなりますよ。
4%ルールって?
アメリカのトリニティ大学の論文をもとにした資産取り崩しの研究。資産の4%以内の資金で1年間の生活費を賄えれば、貯蓄が30年以上持続する可能性が95%になるという結果が出ている。
年間の生活費はそれぞれの環境によって異なるので、まずは自分の現状と将来の支出を把握し、目標額を決めるところから始めていきましょう。
FIREを本から学ぼう
FIREをするためには、投資をするのがベストだということがわかったと思いますが、これを買っておけば100%資産が増えるという投資先はありません。
投資の世界はリスクがつきものです。
FIREを目指すのであれば、まずは最低限の知識を身に着けることが重要です。
最近は日本でもFIREという考え方が広まってきたことにより、FIREに関する書籍が多く出版されています。
私も経済的自立や株式投資など、FIREに関連する本を何冊も読みましたが、どのFIRE達成者もやっていることは共通している印象でした。
私が読んだ中で、理解しやすいと思った書籍を紹介します。
FIREしたければ必ず読もう!おすすめの本5つを紹介!まずは書籍を読み、FIREのスタートラインに立つことから始めてみることをおすすめします。
FIREの種類を紹介
FIREに関しては理解できたけど、結局お金がいっぱいないとダメじゃない?僕は年収もあまり高くないから、ウン千万なんて金融資産を用意できそうにないよ…貯蓄ばかりで我慢の生活になりそうだし。
FIREには種類がたくさんあるよ!収入があまり多くない人でも目指せるFIREがあるから、諦めず最後まで見ていこう!
FatFIRE
FatFIRE(ファットファイア)は、生活費すべてを資産所得で補って生活していくというスタイルです。
Fat(太った、膨らんだ)の意味の通り、築いた資産を運用し、リタイア前と変わらない生活を送ることができるFIREです。
高年収の人や、投資やビジネスで成功したなどのお金に余裕のある人たちに向いているFIREといえるでしょう。
資産の目安としては、最低でも1億円以上は必要になるので、残念ながら万人が目指せるわけではありません。
FIRE後は働かずに豊かな生活を送れるので夢のようなFIREですね。
LeanFIRE
Lean(リーン)は「効率的な、スリム化した」という意味を持ちます。
LeanFIREは資産所得のみで生活していくという点はFatFIREと同じなのですが、生活スタイルが逆になります。
「スリム化した」という意味がつくくらいですから、贅沢はしなくていいから最低限食べて暮らしていきたい。といった生活を望む方向けのスタイルですね。
LeanFIREを目指すような人達は、月7~15万円もあれば十分なので、運用額は2000万くらいでFIREすることができます。
中には1000万円でFIREする人もいます。
なるべくお金を使わない生活になってしまいますが、生活満足度は個人の価値観にもよるのでなるべく早く労働生活から脱却したいという人には向いているFIREです。
SideFIRE・BaristaFIRE
続いて、今まで紹介してきた本来のFIREとは少し違うスタイルのFIREを紹介していきます。
BaristaFIRE(バリスタファイア)と、SideFIRE(サイドファイア)とは、資産収入と労働収入を組み合わせ、2つの収入源から生活していくというスタイルです。
BaristaFIREはコーヒーショップで働くバリスタのようにストレスなく仕事をすることのイメージから、SideFIREはサイドハッスル(自分の好きなことや趣味・特技を活かした副業)から名付けられています。
BaristaFIREは資産収入+雇われ(パートなど)、SideFIREは資産収入+自営業と違いはありますが本質は同じです。
このFIREは「3000万円を運用して、あとは週3のパートでストレスなく仕事をして収入を得て生活する」なんて充実したバランスのいい生活を送ることができます。
すでに副業などで事業所得がある場合はその事業の収入でもいいでしょう。
精神的にも、経済的にもちょうどいいところで生活できることに加え、実現性がかなり高いのが特徴です。
FIREまとめ
今回はFIREの概要、種類について解説してきました。FIREについてご理解いただけたでしょうか。
私のおすすめはBaristaFIRE・SideFIREです!
理由としては、
- 一般的な収入でも実現性がある
- 自由とお金のバランスが取れている
といったものが挙げられます。
FatFIREでは投資額が多い上に時間がかかりすぎますし、LeanFIREでは切り詰めた生活を長年続けるには厳しいと思います。
よってこの中間となるBaristaFIRE・SideFIREが最もバランスが良く、メンタルも安定するのではないでしょうか。
とはいえ生活のスタイルや価値観は人それぞれですから、ご自身の状況にピッタリのFIREを目指していただければと思います。
一緒にFIREを目指して頑張りましょう!